「大切な人」の意味合いは、その言葉を使う人によって全く異なります。相思相愛でこれから一生を添い遂げようとする男女がこの言葉を使う場合、それは結婚という意味合いを持ちます。神戸のクルーズはまさしくこの「大切な人」との「特別な日」を演出する、舞台装置としての役割をも演じます。その「特別な日」における舞台装置たる役割にどのようなものが考えられるのかを以下に見ていきます。

2人の「大切な人」への思い出作りの場所として

結婚式と言えば、通常、結婚式場を予約してそこで挙式から披露宴まで一連を行うというのが一般的ですが、クルーズを利用した海上挙式を行うことによって2人だけでなく、2人が大切に思っている友人や会社の上司などにも、より一層の喜びを与えることができます。なぜなら、海上は陸上と違って非常に開放感を感じ、しかも明石海峡大橋や神戸の海と山とに囲まれた景色を見ながら2人を祝福に包むことは、参加者としても一味違った特別な日を体感できるからです。
これは航海している海の青さと船舶の白さ、空の青さと明石海峡大橋の白さという自然と人工の均整の取れた色合いのなせる業です。こうした色合いが影響し、祝福される2人は元より、式の参加者もこの特別な日をきっと未来永劫、忘れることができなくなります。クルーズ船は写真に頼らずとも忘れることができない、まさに「思い出作り」の場所としての機能を果たすのです。

厳粛な誓いを共鳴させるシンフォニーとして

クルーズはおもしろいが、2人だけでそっと過ごしたいという方にも対応しています。挙式は本来、2人が一生を添い遂げる約束を神の御前で誓いあうものです。したがって、周囲にそれを見守る人が必ず必要という訳ではありません。神戸のクルーズでは、そうした2人の厳かな気持ちにもこたえられるように柔軟に対応します。
もちろん、それはウェディングプランナーは元より船長以下乗組員に至るまですべてが対応します。そうした時、2人の誓いは神のみぞ知るものとなり、海の青さと船の白さと相俟って厳格な誓いへと昇華します。昇華した誓いは一緒に乗船していたお客様へも伝わり、2人の笑顔が自然と周りの見ず知らずの人達に伝えられます。
神戸のクルーズは2人の厳粛な誓いを共鳴させるシンフォニーのような役割を果たします。そしてその共鳴したシンフォニーはきっと、結婚式で使われることの多い平和の象徴である白い鳩へと変わるでしょう。